原始自分。
それはまだ名前も個性も何もない時の状態。
考えることもできない。
感じることは出来る。
心地良いとだけ。
心を防御する術も必要性も感じていない。
警戒の意味すら知らない。
何かに守られてふわふわと浮いている。
でも、守られていることはわからない。
そして、浮いていることさえもわからない。
それは、とても気持ちよい世界。
誰もが一度だけ通ってきたことがある。
知っているはずなのに決して思い出すことはできない。
どこかにいる。きっといる。
原始自分へ近づかせてくれる人が。思い出させてくれる人が。
人は、いつでも、ずっと、それを捜し求めている。
原始自分の世界へようこそ。
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