防音フローリングの遮音性能基準に関する表記が変更になりました。空間性能の推定から部材自体の性能の表示への切り替えです。
これまでの
LL40、LL45という表現からΔLL-4といった表現になります。
軽量衝撃音は1〜5の5段階表記で、重量衝撃音は4段階で表記されます。
数値が高いほど性能が高いことを意味します。
従来のフローリングの性能表記は試験の前提が曖昧で問題が多く、
都合のいい試験方法が採用されていたりすることがありました。
今回の改正は試験体そのものの絶対性能であることの他に、
試験環境の統一基準が含まれており、信頼性は増すと思います。
性能表示は当面、併記されるようですが、徐々に切替が進むと思われます。