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防音とガラス厚み

2023.02.04

ガラスの厚み
2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、8mm、10mm、12mm、15mm
定寸 2000*1000

FL5 ガラスが薄い場合のコインデランス効果による遮音性能低下 2400Hz 付近

 同厚の複層ガラスの場合、300Hz付近で低音共鳴透過現象が発生5db(A)ほど遮音性能が低下する

FL10 ガラスが厚い場合のコインデランス効果による遮音性能低下 1200Hz 付近


比較 
ガラス3mm -25db/500Hz
ガラス3mm+空隙6mm+ガラス3mm -40db/500Hz
ガラス5mm+フィルム0.8mm+ガラス5mm -45db/500Hz
ガラス8mm+空隙10mm+ガラス5mm T4 -45db/500Hz



 
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防音室を作る際のサッシの選び方について

2008.04.20

リフォームの際、既存のサッシを複層ガラスに交換した方がいいですか?とよく質問されることがあります。

インフォレントでは一般的ですが、「窓枠に樹脂系の後付防音サッシを付けてなるべく空気層を幅広く取った上で二重サッシにしてください」と答えています。

サッシの性能表示は
「等級無し」(▲15db程度)からT1(25db以上),T2(30db以上),T3(35db以上),T4(40db以上)と5段階に分けられて性能表示がされています。既存のサッシは一般的に「等級なし」で遮音性能は▲15〜20db位です。
複層ガラスサッシの性能はT1からT3です。一般にT2、T3はビル用で使われる場合が多く住宅用ではT1が多いと思います。

既存サッシ▲20dbと後付の防音サッシT2▲30dbを組み合わせると▲15+▲30=▲50dbとなるかと思いますが、実際にはそうはなりません。
▲40〜45db前後といったところです。
経済的に効果的なサッシの防音リフォームとしては、後付で二重サッシにするのが現実的だと思います。なるべく空気層を取って音の減衰スペースをとり、反響を防ぐことが肝要です。

主な後付樹脂サッシの種類について

トステム「プラウィン�」▲35db〜▲40db T3
http://www.tostem.co.jp/lineup/sash/reform/inplus/

YKK「プラマードU」▲40db T3
http://www.ykkap.co.jp/products/reform/plamadou/feature/feature02.asp

大信工業「プラストサッシ」▲40db T3
http://www.daishin-plast.com/sound/

旭硝子「インナーウィンドまどまど」▲40db T3
http://www.asahiglassplaza.net/wps/wcm/connect/gplib/pnaviuser/ka/ka030/kainnwndmm/

新日軽「リクラス」▲35db T3
http://www.shinnikkei.co.jp/products/housing/sash/kanren/pdf/2_06.pdf

不二サッシ

三協立山アルミ

※インフォレントが注目している三協立山アルミの記事
50等級T5実現? 商品化の動向は?
http://www.sankyotateyama-al.co.jp/news/release/om20050803.htm

haizu0.jpg



















haizu1.jpg

















サッシの防音、遮音性能表示
T1(25等級)  25db以上
T2(30等級)  30db以上
T3(35等級)  35db以上
T4(40等級)  40db以上
500Hz以上での遮音等級




 防音サッシを取り付けたい方、見積もり依頼をされたい方は、インフォレント防音リノベーション事業部(電話03-5822-4800)までご連絡ください。
 ご希望のメーカーで目的にあったサッシで見積もりもしくはお取り付けいたします。
 事前に既存サッシの性能がどれくらいあるのか?また、取り付け後に目標どおりの性能が得られているか性能を検査する必要があります。依頼時に「防音ブログを見ました」と言っていただければ、検査を無料でサービスいたします。



追記:最近サッシの性能表示に関するごまかしの問題が次々に表面化しています。
いくつかのメーカーの防音サッシを入れてみたお客様より、いくつか興味深い比較データーが弊社に提供されています。
サッシの防音性能に関しては、カタログ性能だけで判断できないことが多く、実際に取り付けて比較してみたデーターはかなり有効だと思います。一つの現場データーだけではメーカーにご迷惑をおかけする可能性があるため、ここでは公開いたしません。実際に導入を検討されている方でこの問題やデーターに関し、ご関心がある方は03-5822-4800防音リノベーション事業部までお問い合わせください。

 
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