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制振材としてのハードファイバーボードについて |
2008.01.06 |
ファイバーボード
ファイバーボード(繊維板)
木材、植物を主原料とし繊維化して成形した板状製品
ファイバーボードは、インシュレーションボード、中質繊維板、ハードボードなどの規格があったが、JIS A5905として一本化された。密度により3種類のボードに分類されている。
1.インシュレーションファイバーボード(IB)
1.1.A級インシュレーションボード
1.2.タタミボード
1.3.シージングボード(外壁下張用)
遮音、遮熱などの特性がある。アスファルトなどで処理されたものは断熱下地材として多く使われる。また畳床として利用されることが多い。
2.メディアム・デンシティファイバーボード(MDF)
2.スタンダードボード(S)(無処理)
2.オイルテンパリングを施したテンパードボード(T)(処理)
表面にプラスチックシートなどを接着したり、合成樹脂塗料により印刷又は塗装したものとがある。MDFはファイバー状で緻密なため、曲げ強さ、はく離強さでパーティクルボードを上回る。表面の平滑性と端面の緻密さにより、家具や住設に使われることが多い。
3.ハードファイバーボード(HB)
3.1.両面平滑(S2S)ボード
3.2.片面平滑または裏面網目(S1S)ボード
金属に比べ軽く軽量化に適していること、低コストで加工が容易なことから自動車内装材2.5mm厚として利用されることが多い。建築用ではJIS35及び45のもので壁倍率が厚さ5mm以上のものが2.5倍、7mm以上のものが、3.0倍として認定されている。
http://www.jawic.or.jp/tech/syurui/syurui5.php
日本木材総合情報センターより抜粋ン引用
※特に有孔ハードボードはハードボードに孔をあけたもので「ハンガーボード」という。壁に吸音性を利用して天井や内壁にも使う。比重0.8
※制振材としての応用事例
ナショナル洗濯機