2007年12月13日
遮音と石膏ボードに関する技術情報
石膏ボードといえば吉野石膏。
そう、みんながよく知っているタイガーボードのことです。
遮音についての石膏ボードの使い分けについては実はほとんどよく知らないが実情ではないでしょうか。
問い合わせをしたところご丁寧に弊社までご説明に来てくれました。
様々な取り組みについてご説明を頂き、なるほどと思うところが多く、改めてこの石膏ボードについて勉強しなおすことにしました。
さっそく模擬実験センター併設の虎ノ門にある吉野石膏さんのショールームに行ってきました。
パンフや技術レポートも実物で見ると収まりなどの工夫がよく分かります。
また耐火内装材として使用する場合の認定を含めた組み合わせ方、ホルムアルデヒド対策などは、防音性能を追求する以前で求められるマンションとしての基本性能だと思います。この辺をきっちり押さえているところはシェア75%と圧倒的な支持を得ている会社ならではという感心いたしました。

さて肝心の遮音についての簡単なまとめをしておきます。
・石膏ボードの組み合わせ方 強化タイガーボード厚さ21ミリと普通硬質石膏ボード「タイガースーパーハード」9.5mmが共鳴現象を防ぐ最良の組み合わせである

タイガーボード・タイプZ


せっこうの芯にガラス繊維などを加えて耐火性能を強化したボード。大型高層建築物で、建築基準法に定められた防火区画を構成する耐火壁構造(耐火1時間)や、準耐火壁・天井に使用されるもの
【用途】
住宅・学校・ビルなどの耐火・遮音壁の面材
【防火材料認定番号】
防火性能厚さ
不 燃:NM-8615
GB-F(V) アミなし
GB-F(N) ガラス繊維アミ入り※
12.5mm、15mm、21mm
※GB-F(N)はガラス繊維ネットを特殊成型技術で入れた強化せっこうボードで、15mm厚品のみとなります。
サイズ 21mm 厚
2 × 6 版 606 × 1,820
2 × 8 606 × 2,420
2 × 9 606 × 2,730

タイガースーパーハード特許取得済(特許第3051305号)

これまでのせっこうボードの常識を超えた超硬質・高強度のせっこうボードです。
病院などの病室間の間仕切や廊下、学校の教室壁や体育館の壁面、階段の腰壁部分など、強度を要求される部位に対応できる、強化せっこうボード(GB-F)とは異なる新しいタイプのせっこうボードです。

【特 長】

  • 強 度
    曲げ破壊荷重は通常のせっこうボードの約2倍です。
  • 耐衝撃性
    表面の硬さは通常のせっこうボードの4倍です。
  • 防水性
    水を吸う量は通常のせっこうボードの約1/3で、
    当社の防水ボードと同等の防水性能です。
・ボードとボードの接着法はサウンドカットという接着剤を0.5mm厚で斜め櫛引に塗って張り合わせる
※サウンドカット(吉野石膏)18kg入り 外箱:段ボ−ル製
内袋:ポリエチレン容器

・四周処理として200kg/立米の音響絶縁材としてタイガーロックフェルトをタイガーボード21mm厚の下に敷き、スーパーハード9.5mm厚の下にはウレタン系コーキング材「タイガーUタイト」(スプリンクラーを使う時)もしくは「ジプタイト」、もしくは併用で音漏れ防止処理をする。



ロックフェルト※タイガーロックフェルト(吉野石膏)



【組成】
ロックウ−ル系
【特長】

耐火性能のための処理材
(厚さ 12.5mm、15mm 、
21mm下張り用3種類)

Uタイト ※タイガーUタイト

【組成】
ウレタン系
【特長】

遮音性能、壁での止水のための処理材、層間変形に追従可能

ジプタイト ※タイガージプタイト


【組成】
無機質系
【特長】

耐火性能、遮音性能のための処理材、仕上げ時の充填材




sisyusyori1.jpg






吉野石膏では下記の図で施工することを推奨しています。
sisyusyori2.jpgTL50以上の遮音性能が必要な時








sisyusyori3.jpg準耐火で遮音する時








sisyusyori4.jpg通常の遮音をする時








製品や更に詳しい説明が必要な場合は吉野石膏さんのHPでご確認の上、技術担当の方に現場状況にあわせた正しい助言を求めてください。
吉野石膏の秋山さんはじめご協力どうもありがとうごいざました。

 
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