2005年03月01日
一旦飲み込んで褒める
何を言われても「一旦、飲み込んで褒める」というコミュニケーション技法をジョイニングといいます。
例えば、相手の話している内容が間違った認識の上で話していたとしても、「そうだね。もしそうだったら自分もきっとそう感じると思うよ・・・」という具合に。
特にクレーム処理なんかには秘伝中の秘伝かもしれません。

ジョイニングのポイントは
1.共感的理解
2.無条件の肯定的関心
3.純粋さ

「共感」とは相手が悲しいなら悲しいなりに、嬉しいなら嬉しいなりに相手が体験していることを心から相手になったつもりで気持ちをあわせること。
「無条件の肯定的関心」とは、自分の信念によって判断せず、相手の話を否定せず関心をよせること。
「純粋さ」とは演技ではなく心からそう思うこと。

多くの人は偽りのないありのままの自分で接していれば人は心を開いてくれる、そして信頼関係は自然に生まれると信じています。たしかに真実ではあるのですが、このやり方ではウマがあう人だけとしか付き合えません。

信頼関係を意図的に早く作りあげるためにはもう一歩踏み込んだコミュニケーション技法を取り入れる必要があります。その一つが「ジョイニング=相手に合わせること」なのです。

実はこれ、ワッチさんのマインドスコープのセミナーの際にラポール(信頼醸成)の基本的技法として教えてもらったのですが、結構日頃の仕事や生活の中で役に立ちます。

不思議なことに緊張した場の空気が急に柔らかくなってくるのです。
ジョイニング、それはコミュニケーションを円滑にする潤滑剤。

ジョイニングと言っただけではなんのことだかピンと伝わらないので、自分は会社のみんなには「一旦飲み込んで褒める」ことだと教えています。
さぁ「一旦飲み込んで褒める」、電話で日常の会話の中でぜひ実行してみてください。柔らかい会話の中で自分も相手もどんどん引き込まれていきますよ。

 
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