2008年01月08日
L値についての 重量衝撃音LHと軽量衝撃音LL
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L値について

床の衝撃音の性能を現す数値。L値の数字は小さいほど遮音性能が高い。L値には次の二種類が有る。

1.軽量衝撃音(LL)
軽量かつ硬い衝撃で、靴履きでの歩行などで発生する振動。
主として、イスの移動音やスプーンを落とした時のような中・高音域の遮断性能に関する音響性能。


2.重量衝撃音(LH)
重くかつ柔らかい衝撃で、子供が飛びはねる時などに発生する振動。
主として中・低音域の遮断性能に関する音響性能。


LH−30 通常では聞こえない
LH−35 ほとんど聞こえない
LH−40 遠くから聞こえる
LH−45 聞こえても意識しない
LH−50 小さく聞こえる
LH−55 聞こえる
LH−60 よく聞こえる
LH−65 発生音がかなり気になる
LH−70 うるさい
LH−75 かなりうるさい
LH−80 うるさくて我慢できない


共同住宅の床の遮音性能基準
5等級 LH−50 LL−45
4等級 LH−55 LL−50
3等級 LH−60 LL−55
2等級 LH−65 LL−60


コメント
床の材質が比重が高い(固くて重い)ほど遮音効果は高くなる。床のコンクリートスラブが厚いほど遮音性は良くなる。
マンションでは上表のように遮音性能を定義している。衝撃音を単にL値としか表現していない場合がある。これは公庫融資基準では「LL−50あるいはLL−55以上」と決められている為、重量衝撃音(LH)か軽量衝撃音(LL)のどちらか一方を満たしていれば性能表示できる訳で、軽量衝撃音LLのみの遮音性能表示だけで済ませることが可能になっているから、不利な場合は敢えてLHを表記しないことがある。
マンションなど実際に入居後に階下、階上の騒音でトラブルや問題になるのは、この重量衝撃音(LH)対策が実際には出来ていないために起こることが多い。購入前であれば、この重量衝撃音LHについて、しっかり性能が出ているのかどうかチェックする必要がある。
もう既に問題が生じてしまっている場合には、次のような対策をとる必要がある。
‐欧鯢發床とする。
■僑娃覦幣紊離蹈奪ウール、もしくは24k以上ググラスウールを厚さ50mmで挿入。
遮音シートを敷く。
特に ↓は重量衝撃音対策で重要である。△狼朮擦肇┘魁舎瓢澆琉戮帽圓Α

床防音工事費用はインフォレントでの過去の経験値ではフローリング等仕上材別で平米あたり2.5から3万円位が目安である。


遮音
等級
床衝撃音としての生活実感
走りまわり、足音など椅子、物の落下音などその他の例
L-40遠くから聞こえる感じ殆ど聞こえない気がねなく生活ができる
L-45聞こえるが気にならないサンダル音は聞こえる少し気をつける
L-50ほとんど気にならないナイフなどは聞こえるやや注意して生活する
L-55少し気になるスリッパでも聞こえる注意すれば問題ない
L-60やや気になるはしを落とすと聞こえるお互いに我慢できる限度

出典:「住宅防音と調音のすべて」久我新一監修 技術資料


 
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